|
![]() |
吟詩部 甚句 1 吟詩部入って三ヶ月 やっと題壁覚えたが 定期練習 苦しいし 鬼に見えます上級生 2 吟詩部入ってまだ二年 題壁 城山 本能寺 吟は数々覚えたが ものになるかな俺の吟 3 吟詩部入って三年目 苦労苦労の執行部 気がつきゃあの娘は人のもの 涙かくして爾霊山 4 吟詩部入って はや四年 俺の詩吟も人並みに 吟にかけたる青春は 誰のものにも負けやせぬ |
![]() |
OB会歌「吟友」 作詞 片山敬勝 作曲 鈴木健二 1 晴れわたる備前の里に集いきて 求めし吟の幾春秋 巣立つ月日は久しくも 胸にやきつく題壁ぞ ああ 我ら吟友 旭水の流れはいつにはてぬらむ 2 青葉ふく夏の大山秋の月 凍れる水も今は夢 歩める道は異なれど 血汐はむすぶ一すじに ああ 我ら吟友 旭水の緑はいつに消えぬらむ 3 果てしなく広がる大地この宇宙 眼路に輝く北辰も 我らが前におののける 吟魂むねに刻みつつ ああ 我ら吟友 旭水の心情は永遠に輝ける |
![]() |
岡山大学逍遥歌 1 桜花に映ゆる 顔の まみに望みぞ さゆるなる ああ旭水の 流れかな 不滅の真理 かなでつつ 目路はるばると 開けたり 友よしばしを 憩わなん 2 真白眼に痛き 夏の昼 夢なき眠り 今さめて 逆巻く瀬戸は 吾緒琴 哲理の印 抱きつつ 逍遥はるか 流れけむ 友よ雄々しく 漕ぎ出でん |
![]() |
武田節 作詞 米山愛紫 1 甲斐の山々 陽に映えて われ出陣に うれいなし おのおの馬は 飼いたるや 妻子につつが あらざるや あらざるや 2 祖霊まします この山河 敵にふませて なるものか 人は石垣 人は城 情けは味方 仇は敵 仇は敵 3 躑躅ケ崎の 月さやか うたげを尽くせ 明日よりは おのおの京を めざしつつ 雲と興れや 武田武士 武田武士 |
![]() |
狼の歌 1 男一匹やるだけやれば 何のこの世に未練がありょか 吹けよ竜巻アルタイ越えて 俺も行きたや命の限り 2 胸に秘めたる男の夢は 女なんかにゃ分かろうものか 顎でしゃくりょか小指でやろか 蒙古百万かがり火明かし 3 俺が死んだら裸のままで ゴビの砂漠へうっちゃておくれ どうせおいらにゃ狼の血が 親の代から流れているぜ |
![]() |
蒙古放浪の歌 作詞 不詳 1 心猛くも 鬼神ならぬ 人と生まれて 情けはあれど 母を見捨てて 海越えてゆく 友よ兄等と いつまた会わん 2 海の彼方の蒙古の砂漠 男多恨の身の捨てどころ 胸に秘めたる大願あれど 生きては帰らむ 望みは持たぬ 3 朝日夕日を馬上に受けて 星の示せる道のり行かば 砂の逆巻く嵐も何ぞ いつかは越えなん 蒙古の砂漠 |
![]() |
男の酒 1 男の酒のうれしさは たちまち通う意気と熱 人生山河 険しいけど 君盃を 挙げ給え いざ我が友よ 先ず一献 2 秋月影に酌むもよし 春散る花に酔うもよし 哀れ(情け)を知るは 英雄ぞ 君杯を 挙げ給え いざ我が友よ 先ず一献 3 美人の酌に酔えばとて 今宵は今宵なにかある 男は明日に 生きるもの 君杯を 挙げ給え いざ我が友よ 先ず一献 |
![]() |
竹馬の友 ルルルルル 竹馬の友よ 1 潮なりの 聞こえる町で 今日もまた あいつを思う 誰にでも 好かれたあいつ だけでもう 会えないあいつ ルルルルル 竹馬の友よ 2 この部屋で 一緒に暮らし この椅子で 語り明かした あの時の つぶらな瞳 美しく 輝いていた ルルルルル 竹馬の友よ 3 この町は 君のふるさと あの海が 君を奪った 何となく 気の合ったあいつ だけどもう 帰らぬあいつ ルルルルル 竹馬の友よ |
![]() |
惜別の歌(高楼) 島崎 藤村 (妹) 遠き別れに 耐へかねて この高殿に 登るかな 悲しむなかれ 我が友よ 旅の衣を ととのへよ (姉) 別れといへば 昔より この人の世の 常なるを 流るる水を 眺むれば 夢はずかしき 涙かな (妹) 君がさやけき 目の色も 君くれなゐの くちびるも 君がみどりの 黒髪も またいつか見ん この別れ (若菜集より) |
![]() |